<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	
	xmlns:georss="http://www.georss.org/georss"
	xmlns:geo="http://www.w3.org/2003/01/geo/wgs84_pos#"
	>

<channel>
	<title>諸地域の文学  |  古典のいぶき</title>
	<atom:link href="https://koten-ibuki.com/category/other-lit/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://koten-ibuki.com</link>
	<description>世界一やさしく古典文学を解説！</description>
	<lastBuildDate>Sat, 01 Aug 2020 06:18:25 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	

<image>
	<url>https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/07/cropped-cfa8b3e1fa50b36f2dba85e72feba21e-32x32.png</url>
	<title>諸地域の文学  |  古典のいぶき</title>
	<link>https://koten-ibuki.com</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
<site xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">163894182</site>	<item>
		<title>『ソクラテスの弁明』のあらすじや要約、内容を簡単に解説！「無知の知」とは何なのか？</title>
		<link>https://koten-ibuki.com/apology-of-socrates/</link>
					<comments>https://koten-ibuki.com/apology-of-socrates/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ミネルバの梟]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 06 Jan 2020 13:14:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[諸地域の古代文学]]></category>
		<category><![CDATA[諸地域の文学]]></category>
		<category><![CDATA[哲学]]></category>
		<category><![CDATA[プラトン]]></category>
		<category><![CDATA[Kindle Unlimited対応]]></category>
		<category><![CDATA[古代文学]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koten-ibuki.com/?p=2013</guid>

					<description><![CDATA[哲学と聞いて「む、ムズカシそう…」と思ってしまう人は少なくないでしょう。 「哲学」に興味があっても、「古代ギリシャ」や「ソクラテス」というようないかにも堅そうな言葉を前にすると、つい尻込みしてしまいます。 そんな方には、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>哲学と聞いて「む、ムズカシそう…」と思ってしまう人は少なくないでしょう。</p>
<p>「哲学」に興味があっても、「古代ギリシャ」や「ソクラテス」というようないかにも堅そうな言葉を前にすると、つい尻込みしてしまいます。</p>
<p>そんな方には、今回解説する<strong>『ソクラテスの弁明』</strong>をぜひ読んでほしいです。</p>
<div class="product-item-box amazon-item-box no-icon product-item-error cf"><div><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003360117/koten-ibuki-22/" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a></div></div>
<p>実はこの本、読みやすく、それでいて哲学のエッセンスがしっかりと詰まっている、とてもオイシイ一冊。</p>
<p>哲学に関心のある人もない人も「騙された」と思って、まずはこの解説をぜひ読んで下さい！</p>

<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

<h2><span id="toc1">『ソクラテスの弁明』の作品情報（電子化・読み放題対応状況）</span></h2>
<table class="wp-table-tate">
<tbody>
<tr>
<th>作者</th>
<td>プラトン</td>
</tr>
<tr>
<th>執筆年</th>
<td>紀元前４世紀ころ</td>
</tr>
<tr>
<th>執筆国</th>
<td>古代ギリシャ</td>
</tr>
<tr>
<th>言語</th>
<td>ギリシャ語</td>
</tr>
<tr>
<th>ジャンル</th>
<td>哲学</td>
</tr>
<tr>
<th>読解難度</th>
<td>読みやすい</td>
</tr>
<tr>
<th>電子書籍化</th>
<td>〇</td>
</tr>
<tr>
<th>青空文庫</th>
<td>×</td>
</tr>
<tr>
<th><a href="https://koten-ibuki.com/kindle-unlimited/">Kindle Unlimited読み放題</a></th>
<td>〇</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>舞台はイエス・キリストの生まれる300年以上も前で、日本で言うと弥生時代の終わり頃。</p>
<p>旧約聖書や中国の論語と並んで、世界最古の書物と言っていいでしょう！</p>
<p>また、岩波文庫版では約50ページと短く、全編を通じてソクラテスの語りであるため、とても読みやすい作品です。</p>
<p><strong>ただし、本作の作者はソクラテス本人ではなくプラトン。</strong></p>
<p class="text-pos"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="wp-image-2014 aligncenter" src="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/Plato.png" alt="プラトン　彫刻" width="309" height="440" srcset="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/Plato.png 224w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/Plato-211x300.png 211w" sizes="(max-width: 309px) 100vw, 309px" /><span class="quote"><br />
プラトン（出典：Wikipedia）</span></p>
<p>彼自身は本を記さなかったため、弟子であるプラトンが裁判の記録を通じてソクラテスの思想を書き残したのです。</p>
<p>また、本作は電子書籍として読むことも可能で、その際はAmazon発売のリーダー<a href="https://www.amazon.co.jp/Kindle-Paperwhite-%E9%98%B2%E6%B0%B4%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%90%AD%E8%BC%89-WiFi-8GB-%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%81%A4%E3%81%8D-%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC/dp/B07HCSQ48P/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&amp;keywords=kindle&amp;qid=1579595372&amp;sr=8-4&amp;linkCode=ll1&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkId=6662c6fb1c5078de7c0323c68ab73aef&amp;language=ja_JP">「Kindle」</a>の使用をオススメします。</p>
<div class="product-item-box amazon-item-box no-icon product-item-error cf"><div><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07HCSQ48P/koten-ibuki-22/" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a></div></div>
<p>加えて、Amazonが提供する読み放題サービス<a href="https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&amp;_encoding=UTF8&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkCode=ur2&amp;linkId=3a3ae55e9aa4c9f1a2c94f2698ff1358&amp;camp=247&amp;creative=1211">「Kindle Unlimited」</a>にも対応しています。</p>
<p class="text-pos"><span class="quote">＼500作以上の古典文学が読み放題！／</span><span style="color: #003366;"><a class="btn btn-orange btn-l" style="color: #003366;" href="https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&amp;_encoding=UTF8&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkCode=ur2&amp;linkId=3a3ae55e9aa4c9f1a2c94f2698ff1358&amp;camp=247&amp;creative=1211">Kindle Unlimitedを30日間無料で体験する！</a></span></p>
<h2><span id="toc2">『ソクラテスの弁明』の簡単なあらすじ</span></h2>
<p>「アテナイ人、諸君！」</p>
<p>罪を犯したとして告発された<strong>ソクラテス</strong>が、冒頭、自らを裁く大勢の市民たちに堂々と訴えかけます。自分が無実であること、告発が誤りであることを、そして自らが生涯を通じて正しい行いを貫いてきたことを。</p>
<p>そして、訴えを通じて、人間は「ただ生きるのではなくよく生きるべき」である、という考えを人々に伝えます。</p>
<p>この裁判は、死刑も十分に予測できるものでした。自らが殺されるかもしれないという過酷な状況の中、全く動じることなく、信念を貫く。</p>
<p>ソクラテスはどのような弁明をするのでしょうか。そして、その思いは人々に伝わるのでしょうか。裁判の結果はいかに？</p>
<h2><span id="toc3">こんな人に読んでほしい</span></h2>
<div class="blank-box">
<p><strong>・強い信念を持ちたい</strong></p>
<p><strong>・ホントウに正しいことは何なのか知りたい</strong></p>
<p><strong>・いままで哲学書を読んだことがない</strong></p>
</div>
<div>
<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

</div>
<h2><span id="toc4">『ソクラテスの弁明』の思想・時代背景の解説や感想！（ネタバレあり）</span></h2>
<p>本作は読みやすい一方、古代ギリシャという我々にとってなじみの薄い時代を舞台にした作品です。</p>
<p>そのため、時代背景や思想面を中心に、作品を簡単に読めるよう解説していきます！</p>
<h3><span id="toc5">古代ギリシャでは「ポリス」と呼ばれる都市国家が共存していた</span></h3>
<p>大哲学者プラトンによって書かれたこの作品は紀元前の古代ギリシャが舞台です。令和の日本に生きる私たち一般人からすると、全くなじみがないかもしれません。</p>
<p>あまりに環境が違いすぎるので、少し解説が必要です。ただ、あまり深掘りするとややこしくなってしまうので、作品を楽しめる範囲でザックリと進めます。</p>
<p>舞台はエーゲ海に面した国・<strong>ギリシャ</strong>。澄み渡る空や海の青、力強く生い茂るオリーブの緑、燦々と輝く太陽、豊かな自然に温暖な気候で、さながら地上の楽園のような場所です。</p>
<p>さらに、紀元前４世紀当時のギリシャは豊かな自然の恵みを受け、裕福に暮らすことができていました。</p>
<p>当時のギリシャには<strong>「アテナイ」</strong>や厳しい教育方針を指すスパルタ教育で有名な<strong>「スパルタ」</strong>といった小さな<strong>「ポリス（都市国家）」</strong>がたくさん成立していました。</p>
<p>今で言うと東京や大阪がそれぞれ独立して「国家」を名乗っていたような感じです。</p>
<p>それぞれのポリスには<strong>「アゴラ」</strong>と呼ばれる公共広場や神殿が必ずあり、極めて重要な役割を果たしていました。</p>
<p class="text-pos"><img decoding="async" class="alignnone wp-image-2015" src="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/1024px-THES-Agora_East_stoa.jpg" alt="アゴラ　遺構" width="668" height="500" srcset="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/1024px-THES-Agora_East_stoa.jpg 1024w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/1024px-THES-Agora_East_stoa-300x225.jpg 300w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/1024px-THES-Agora_East_stoa-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 668px) 100vw, 668px" /><br />
<span class="quote">アゴラの遺構（出典：Wikipedia）</span></p>
<p>ちなみにアテナイというのは現在のギリシャ共和国の首都<strong>「アテネ」の昔の呼び方</strong>です。日本で言えば、「東京と江戸」みたいな感じですね。</p>
<p>経済力があり、文化や芸術も華やいで、当時最有力なポリスでした。</p>
<p>古代ギリシャでは、このような個性的なポリスがたくさん成立し、同盟を結んだり、時には戦争したりしながら、それなりに共存していました。</p>
<h3><span id="toc6">アテナイに現れた弁論を生かす職業「ソフィスト」</span></h3>
<p>古代とは思えない割とのんびりした雰囲気の古代ギリシャ。その中でも、特にアテナイで少し変わった職業の人たちが出てきました。<strong>「ソフィスト」</strong>と呼ばれる人たちです。</p>
<p>この「ソフィスト」という人たち、当時のアテナイではかなり流行っていたようです。どんな人たちなのでしょうか？</p>
<p>当時のアテナイは「奴隷制」でした。今から思えば、かなり残念な制度ですね。しかし、奴隷制のおかげで、多くの市民たちは「自由にのびのびと」生活ができました。さらには、政治に口出しする機会も増え、地球上で初の「民主制」が成立し、発展していったのです。</p>
<p>人々が政治に絡んでくると、今度は<strong>「議論に勝って、他人を説得する」</strong>ということが重要になってきます。そんな中で登場してきたのが「ソフィスト」と呼ばれる人たちでした。</p>
<p>当時は、「徳や正義、美しさとは何か」といった、モノゴトの本質と言える難しいテーマが盛んに論じられていました。こうしたテーマに、きちんと答えられる人物こそが、人々から尊敬を集めるようになります。</p>
<p>そして、<strong>「よし、オレが引っ張ってやるからついてこい！」</strong>といった野心家は言葉巧みに人々を説得し、高い地位を目指しました。</p>
<p>特に裕福だったり、良い家柄だったりする人々は、政治に関わることも多いため、より発言力を高めるために、説得術を学ぼうとするわけです。</p>
<p>ソフィストはそういった人々に、弁論術を教えました。今風に言うなら、政治家になるための専属家庭教師、議論に勝つための<strong>「おしゃべりコンサルタント」</strong>といった役割でしょうか。</p>
<p>こうしたソフィストはアテナイでは人気の職業で、有名なソフィストは引く手あまた、売れっ子としてかなりの報酬をもらっていたようです。</p>
<p><strong>しかし、花形ビジネスマンとして扱われたソフィストたちですが、実は多くの批判もありました。</strong></p>
<p>それは、ソフィストの教える弁論術が、<strong>どうもウサンクサイものだったため</strong>と考えられます。</p>
<p>人を説得する弁論術も、正しく使えば人々を良い方向へと導きますが、お金のために<strong>「ホントウの正しさはさておき、議論に勝つ方法」</strong>だけを考えていたこともありました。</p>
<p>白を黒だと言いくるめたり、中には借金を踏み倒すために弁論術を利用したこともあったようです。</p>
<p>今でも、悪徳弁護士が詭弁を弄（ろう）してお金持ちの極悪犯罪者を無罪にする、なんてことがあるようですが、こんなことがまかり通るなら、人々は怒ります。古代アテナイでもきっと似たようなことがたくさんあったに違いありません。</p>
<p>おそらく真面目なソフィストも居たでしょうが、一部の金儲け主義ソフィストのせいで、多くの批判を受けました。そうする中で、口先だけ良い事を言うのではなく「ホントウの正しさとは何か」を語る人が求められました。これが<strong>哲学者</strong>と呼ばれる人たちです。</p>
<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

<h3><span id="toc7">ソフィストと哲学者の違いは「本質を大切にするか」</span></h3>
<p><strong>ソクラテス</strong>は哲学の父と呼ばれています。哲学を生み出したとされる偉い人ですね。</p>
<p class="text-pos"><img decoding="async" class="alignnone wp-image-2016" src="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/Anderson_Domenico_1854-1938_-_n._23185_-_Socrate_Collezione_Farnese_-_Museo_Nazionale_di_Napoli.jpg" alt="ソクラテス　写真" width="355" height="451" srcset="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/Anderson_Domenico_1854-1938_-_n._23185_-_Socrate_Collezione_Farnese_-_Museo_Nazionale_di_Napoli.jpg 461w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/Anderson_Domenico_1854-1938_-_n._23185_-_Socrate_Collezione_Farnese_-_Museo_Nazionale_di_Napoli-236x300.jpg 236w" sizes="(max-width: 355px) 100vw, 355px" /><br />
<span class="quote">ソクラテス（出典：Wikipedia）</span></p>
<p>紛れもない哲学者と言えそうです。しかし、ソフィストと哲学者はどう違うのでしょう。</p>
<p>ちなみに、哲学というのはフィロソフィアという言葉の日本語訳です。フィロソフィアとは元々ギリシャ語のフィロス（愛する）とソフィア（知恵）という言葉を合体したもので、「知を愛する」という意味になります。</p>
<p>ソフィストもフィロソフィアも知恵という意味が入っており、なんとなく似ていますね。</p>
<p>さて、ソフィストも哲学者も「知恵」に関するということは同じですが、知恵に対する態度が全く違いました。ここがポイント！</p>
<p><strong>ソフィストは議論に勝って相手を説得する、ということを目的にしました。</strong></p>
<p>そのため、昨日は黒だと言ったものを、今日は白という風に、言うことがコロコロ変わります。相手を打ち負かすことができれば、出世にはつながりますが、「ホントウはどうなの？」という疑問には答えてくれません。</p>
<p><strong>一方、哲学者は「ホントウのこと」を大事にします。</strong></p>
<p>この点でソフィストと哲学者は大きく異なり、現代でも語り継がれているのはソクラテスをはじめとする哲学者たちの事績です。</p>
<p><strong>※続きは次ページへ</strong></p>
<div class="product-item-box amazon-item-box no-icon product-item-error cf"><div><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07HCSQ48P/koten-ibuki-22/" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a></div></div>
<p class="text-pos"><span class="quote">＼500作以上の古典文学が読み放題！／</span><span style="color: #003366;"><a class="btn btn-orange btn-l" style="color: #003366;" href="https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&amp;_encoding=UTF8&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkCode=ur2&amp;linkId=3a3ae55e9aa4c9f1a2c94f2698ff1358&amp;camp=247&amp;creative=1211">Kindle Unlimitedを30日間無料で体験する！</a></span></p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://koten-ibuki.com/apology-of-socrates/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">2013</post-id>	</item>
		<item>
		<title>『赤毛のアン』のあらすじや感想、モデル・時代背景などの解説！大人から子供まで楽しめる児童文学</title>
		<link>https://koten-ibuki.com/anne-of-green-gables/</link>
					<comments>https://koten-ibuki.com/anne-of-green-gables/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[ぶんちん]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 23 Dec 2019 09:59:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[諸地域の近現代文学]]></category>
		<category><![CDATA[諸地域の文学]]></category>
		<category><![CDATA[近現代文学]]></category>
		<category><![CDATA[児童文学]]></category>
		<category><![CDATA[L.M.モンゴメリ]]></category>
		<category><![CDATA[Kindle Unlimited対応]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koten-ibuki.com/?p=1868</guid>

					<description><![CDATA[毎日毎日同じことの繰り返しで、なんだかつまらない…。 そう感じることはありませんか？ そんなあなたにおすすめしたいのが、カナダが生んだ赤毛のヒロインを主人公とする物語『赤毛のアン』です。 「女の子向けの児童文学」と決めつ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>毎日毎日同じことの繰り返しで、なんだかつまらない…。</p>
<p>そう感じることはありませんか？</p>
<p>そんなあなたにおすすめしたいのが、カナダが生んだ赤毛のヒロインを主人公とする物語<strong>『赤毛のアン』</strong>です。</p>
<div class="product-item-box amazon-item-box no-icon product-item-error cf"><div><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DOT518A/koten-ibuki-22/" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a></div></div>
<p>「女の子向けの児童文学」と決めつけずに、アンの日常をぜひ一緒に楽しんでみてください。</p>
<p>読み終えた時、当たり前の日常の見え方が少しだけ変わってくるかもしれません。</p>
<p>今回は、<strong>前半であらすじや作品情報、後半で感想（ややネタバレの要素あり）</strong>を述べていきます。</p>
<p>興味を持っていただけたら、ぜひ作品を手に取ってみてください。</p>

<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

<h2><span id="toc1">赤毛のアンの基本情報</span></h2>
<p>まず、本作に関する基本的な作品情報を整理しておきます。</p>
<table class="wp-table-tate">
<tbody>
<tr>
<th>作者</th>
<td>L.M.モンゴメリ</td>
</tr>
<tr>
<th>執筆年代</th>
<td>1904年（出版年は1908年）</td>
</tr>
<tr>
<th>執筆国</th>
<td>カナダ</td>
</tr>
<tr>
<th>言語</th>
<td>英語</td>
</tr>
<tr>
<th>ジャンル</th>
<td>児童文学</td>
</tr>
<tr>
<th>読解難度</th>
<td>読みやすい</td>
</tr>
<tr>
<th>電子書籍化</th>
<td>〇</td>
</tr>
<tr>
<th>青空文庫</th>
<td>×</td>
</tr>
<tr>
<th><a href="https://koten-ibuki.com/kindle-unlimited/">Kindle Unlimited読み放題</a></th>
<td>〇</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>アンの11歳～16歳までの少女時代を描いた、記念すべきシリーズ第一作目の作品です。</p>
<p>日常を描いた物語であるということと、読みやすく翻訳されている児童文学ということで、古典に不慣れでも読み進めやすい作品だと思います。</p>
<p>さらに、本作は電子書籍として読むことも可能で、その際はAmazon発売のリーダー<a href="https://www.amazon.co.jp/Kindle-Paperwhite-%E9%98%B2%E6%B0%B4%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%90%AD%E8%BC%89-WiFi-8GB-%E5%BA%83%E5%91%8A%E3%81%A4%E3%81%8D-%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC/dp/B07HCSQ48P/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&amp;keywords=kindle&amp;qid=1579595372&amp;sr=8-4&amp;linkCode=ll1&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkId=6662c6fb1c5078de7c0323c68ab73aef&amp;language=ja_JP">「Kindle」</a>の使用をオススメします。</p>
<div class="product-item-box amazon-item-box no-icon product-item-error cf"><div><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07HCSQ48P/koten-ibuki-22/" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a></div></div>
<p>加えて、Amazonが提供する読み放題サービス<a href="https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&amp;_encoding=UTF8&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkCode=ur2&amp;linkId=3a3ae55e9aa4c9f1a2c94f2698ff1358&amp;camp=247&amp;creative=1211">「Kindle Unlimited」</a>にも対応しています。</p>
<p class="text-pos"><span class="quote">＼500作以上の古典文学が読み放題！／</span><span style="color: #003366;"><a class="btn btn-orange btn-l" style="color: #003366;" href="https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&amp;_encoding=UTF8&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkCode=ur2&amp;linkId=3a3ae55e9aa4c9f1a2c94f2698ff1358&amp;camp=247&amp;creative=1211">Kindle Unlimitedを30日間無料で体験する！</a></span></p>
<h2><span id="toc2">赤毛のアンの簡単なあらすじ</span></h2>
<p>カナダの東部に浮かぶ小さな島、プリンス・エドワード島。この島にある農村アヴォンリー村に暮らす、<strong>マシュー</strong>と<strong>マリラ兄妹</strong>は、働き手となる孤児の男の子を引き取ることにします。</p>
<p>しかしなんと、当日駅で待っていたのは<strong>11歳の「女の子」</strong>でした。</p>
<p>思わぬ行き違いに狼狽する兄妹でしたが、その少女にどこか惹かれるものがあり、引き取ることを決めます。</p>
<p>その少女の名前は<strong>アン・シャーリー</strong>。トレードマークの赤毛がコンプレックスの女の子は、類まれな想像力と個性の持ち主でもありました。</p>
<p>マシューとマリラとともにグリーンゲイブルズ（緑の切妻屋根の家）に暮らしながら、村の学校に通うことになったアン。</p>
<p>さまざまなトラブルを巻き起こしながらも、級友たちや腹心の友<strong>ダイアナ</strong>との友情を育んでいきます。</p>
<p>一方で、赤毛をからかってきた<strong>ギルバート</strong>に対しては素直になれず、なかなか仲直りができないまま。勉強面でよきライバルの二人は、よき友人にもなれるでしょうか。</p>
<p>成長したアンが重大な選択をしていくまでの6年間を描いた物語です。</p>
<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

<h2><span id="toc3">こんな人に読んでほしい！</span></h2>
<div class="blank-box">・古典文学を読んでみたい<br />
・カナダの文化に興味がある<br />
・毎日がつまらなく思える</div>
<h2><span id="toc4">赤毛のアンの時代背景や舞台、作者に関する解説！</span></h2>
<h3><span id="toc5">近代化が進む19世紀末のカナダを舞台に、先進的な女性観も描かれる</span></h3>
<p>シリーズ第一作目となる<strong>『赤毛のアン』</strong>の時代は、<strong>1880～1890年代あたり</strong>に設定されています。日本で言うと明治時代ですね。</p>
<p>この時代のカナダでは、初の大陸横断鉄道が開通するなど、大きな技術の革新が進んでいました。</p>
<p>実際のプリンス・エドワード島の暮らしにも電話や電灯が登場してきています。電灯の灯る町の様子は、物語中でも州都シャーロットタウンの情景として描かれていて、当時の時代の移り変わりや生活様式の変化が垣間見えます。</p>
<p>女性参政権についての議論が活発化するなど、地位の向上に向けた動きもあった時代でしたが、当時<strong>「女性には有料の高等教育などいらない」</strong>と言われ、村の学校を出たら結婚を考えるのが一般的でした。</p>
<p>しかし、作中のマリラは<strong>「女性も自分で自分を養える能力は身につけておいたほうがいい」</strong>という、当時としては先進的な考えの持ち主。そのおかげでアンはクイーン学院に進むことができ、のちの進路にもつながっていったのです。</p>
<h3><span id="toc6">作品に登場する「プリンス・エドワード島」はカナダに実在</span></h3>
<p><strong>物語の舞台プリンス・エドワード島は、カナダ東部に浮かぶ実在の島</strong>。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-1871 aligncenter" src="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/prince-edward-island-54990_1280-1024x682.jpg" alt="プリンスエドワード島" width="712" height="474" srcset="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/prince-edward-island-54990_1280-1024x682.jpg 1024w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/prince-edward-island-54990_1280-300x200.jpg 300w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/prince-edward-island-54990_1280-768x512.jpg 768w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/prince-edward-island-54990_1280.jpg 1280w" sizes="(max-width: 712px) 100vw, 712px" /></p>
<p>1873年にカナダ連邦に加わったこの島は、島全体が一つの州になっています。</p>
<p>島の名前から<strong>「プリンス・エドワード島州」</strong>といい、カナダで一番小さな州であり、同時に最も人口が少ない州としても知られています。</p>
<p>アンの世界そのままに自然豊かな島の主な産業は、農業・漁業・観光業で、『赤毛のアン』の舞台のモデルとなった場所も有名な観光スポットです。</p>
<p>作者のモンゴメリ自身もこの島で生まれ育ちました。</p>
<p>結婚後は島を離れて暮らしましたが、休暇などでたびたび訪れており、彼女のお墓も島にあります。</p>
<p>ちなみにモンゴメリの祖先はスコットランド系の移民で、1770年代という初期に入植し、プリンス・エドワード島の北部地域を開拓しています。</p>
<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

<h3><span id="toc7">作者・モンゴメリの生涯が反映された作品</span></h3>
<p>作者のL.M.モンゴメリは、1874年、プリンス・エドワード島で生まれました。幼くして母と死別し、父と離れて島内のキャベンディッシュで祖父母に育てられます。</p>
<p>このキャベンディッシュがのちにアンたちの暮らす、アヴォンリー村のモデルになりました。</p>
<p class="text-pos"><img loading="lazy" decoding="async" class="size-full wp-image-1870 aligncenter" src="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/Anne_of_Green_Gables_home1.jpg" alt="赤毛のアン　モデルの家" width="770" height="564" srcset="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/Anne_of_Green_Gables_home1.jpg 770w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/Anne_of_Green_Gables_home1-300x220.jpg 300w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/Anne_of_Green_Gables_home1-768x563.jpg 768w" sizes="(max-width: 770px) 100vw, 770px" /><span class="quote">アンの家のモデルになったとされる家（出典：Wikipedia）</span></p>
<p>モンゴメリは幼いころから詩や文章を書くことに夢中になり、15歳ごろには書いたものを出版社や新聞社に送るようになります。突き返されることもあったようですが、物語を自分の手で生み出すことを少女のころからしていたんですね。</p>
<p><strong>創作メモのようなものも作成していて、思いついたイメージや設定をメモし、創作に役立てていたそう</strong>。『赤毛のアン』もそうした創作メモの一文から誕生しています。</p>
<p>1893年、19歳のモンゴメリはプリンス・オブ・ウェールズカレッジ（現在はプリンス・エドワード島大学に統合）に進学。</p>
<p>教員の資格をとり、さまざまな学校で教師として働きました。忙しく働く傍ら時間を作って執筆活動をし、文章を書く腕を磨いていきます。</p>
<p>教師の道を断念してからも、家業を手伝ったり、新聞社で働いたりしながら物語の執筆を続けました。</p>
<p>そうして徐々に新聞や雑誌に掲載されるようになり、作家としての道が開けていったのです。別の仕事をしながらの執筆という、余裕のない暮らしの中でも、物語を書くという仕事に喜びを見出していたといいます。</p>
<p>そんなモンゴメリが『赤毛のアン』の執筆に取り掛かったのは、1904年。<strong>彼女が30歳のころでした。</strong></p>
<p>1906年に作品が完成し、1908年にようやくアメリカのL.C.ページ社から出版。大ベストセラーとなり、今日まで読み継がれています。</p>
<p>『赤毛のアン』の出版後、かねてから婚約していたユーアン・マクドナルド牧師と結婚。牧師の妻として子育てや家事もこなしながら、赤毛のアンシリーズをはじめとする多くの作品を書きあげ、1942年に亡くなりました。</p>
<h3><span id="toc8">邦訳版の翻訳者・村岡花子氏の存在は大きい</span></h3>
<p>日本で『赤毛のアン』を語るときに、絶対に外せない人がいます。それは翻訳家の村岡花子。<strong>作品を翻訳し、日本に初めてアンの物語を紹介した人物</strong>です。</p>
<p class="text-pos"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-1872 aligncenter" src="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/Hanako_Muraoka1953.jpg" alt="村岡花子　写真" width="371" height="427" srcset="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/Hanako_Muraoka1953.jpg 720w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/12/Hanako_Muraoka1953-261x300.jpg 261w" sizes="(max-width: 371px) 100vw, 371px" /><span class="quote">村岡花子（出典：Wikipedia）</span></p>
<p>2014年のNHK朝の連続テレビ小説、「花子とアン」のヒロインのモデルとしても知られています。</p>
<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

<p>村岡花子は1893年、山梨県の貧しい家庭に生まれました。カナダ人宣教師たちが設立した女学校「東洋英和女学校」に、10歳で給費生として編入し、「若草物語」などの海外文学作品に夢中になります。</p>
<p>10年ほどの寄宿舎生活を通して、カナダ人教師たちとの絆をはぐくみ、カナダの文化も学びました。</p>
<p>花子がアンの物語と出会ったのは1939年、46歳のときのこと。友人のカナダ人宣教師ミス・ショーが、帰国の前に花子に原書を託していったのです。</p>
<p>時代は太平洋戦争の直前で、日本と欧米諸国の関係が悪化してきていたころでした。花子は戦況が悪化し、空襲が激しさを増す中でもこっそりと翻訳を続けます。</p>
<p>戦後なかなか日の目を見なかったアンの物語でしたが、とうとう編集者の目に留まり、出版が決定。<strong>タイトルを『赤毛のアン』とし、1952年に三笠書房より出版されました。</strong></p>
<p>花子は赤毛のアンシリーズの第10作目「アンの娘リラ」までを翻訳。<strong>「女性や子どもたちが夢と希望をもって健やかに生きていってほしい」</strong>という思いを胸に、その晩年まで仕事を続けました。</p>
<p>ちなみに第11作目の<a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%83%B3%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%85%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E8%B5%A4%E6%AF%9B%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%A1%E3%83%AA/dp/4102113517/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&amp;crid=2TDQ9J43RA370&amp;keywords=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%84%E5%87%BA%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%80%85&amp;qid=1579685464&amp;sprefix=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AE,aps,241&amp;sr=8-1&amp;linkCode=ll1&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkId=33d2e20e06994755e89b7388312d9bc3&amp;language=ja_JP">「アンの想い出の日々」</a>の新潮文庫版は、<strong>花子の孫の村岡美枝さん</strong>によって翻訳されています。</p>
<h3><span id="toc9">後世でも評価され、数々の邦訳版が出版された</span></h3>
<p>1908年に出版されると、『赤毛のアン』は大ベストセラーとなり、多くの言語に翻訳されていきました。</p>
<p>オリジナルの英語版でもいくつもの版を重ね、現代まで読み継がれています。また、作品の時代背景、生活様式、女性の立場、教育制度についてなど、シリーズの世界に関する研究も幅広く行われています。</p>
<p>日本では、村岡花子をはじめ、多くの翻訳者によって翻訳されてきており、キャラクターの口調や、アンの名付けた場所の名称など、<strong>それぞれの翻訳者による違い</strong>を比べて楽しむことができます。</p>
<p>少女向けの児童文学というイメージの強い作品ですが、脳科学者の茂木健一郎さんや<a href="https://www.amazon.co.jp/%E8%B5%A4%E6%AF%9B%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%80%90%E6%B3%A8%E9%87%88%E7%89%88%E3%80%91-L-M-%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%A1%E3%83%AA/dp/4562050829/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&amp;keywords=%E8%B5%A4%E6%AF%9B%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3+%E6%B3%A8%E9%87%88&amp;qid=1579685498&amp;sr=8-1&amp;linkCode=ll1&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkId=0a9a7ec08f5d0c876a2a555e81cb267a&amp;language=ja_JP">「赤毛のアン注釈版」</a>（原書房）を翻訳した山本史郎さんなど、男性読者も作品の魅力を発信しており、老若男女問わず楽しめる古典文学作品としても注目されています。</p>
<p><strong>※続きは次ページへ</strong></p>
<div class="product-item-box amazon-item-box no-icon product-item-error cf"><div><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07HCSQ48P/koten-ibuki-22/" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a></div></div>
<p class="text-pos"><span class="quote">＼500作以上の古典文学が読み放題！／</span><span style="color: #003366;"><a class="btn btn-orange btn-l" style="color: #003366;" href="https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&amp;_encoding=UTF8&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkCode=ur2&amp;linkId=3a3ae55e9aa4c9f1a2c94f2698ff1358&amp;camp=247&amp;creative=1211">Kindle Unlimitedを30日間無料で体験する！</a></span></p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://koten-ibuki.com/anne-of-green-gables/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1868</post-id>	</item>
		<item>
		<title>Fateで人気の英雄譚！『ギルガメッシュ叙事詩』あらすじや感想、読み方の解説</title>
		<link>https://koten-ibuki.com/bilgamesh/</link>
					<comments>https://koten-ibuki.com/bilgamesh/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[伊吹藤人]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 04 Jul 2019 17:18:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[諸地域の古代文学]]></category>
		<category><![CDATA[諸地域の文学]]></category>
		<category><![CDATA[英雄譚]]></category>
		<category><![CDATA[神話]]></category>
		<category><![CDATA[古代文学]]></category>
		<category><![CDATA[冒険小説]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://koten-ibuki.com/?p=1195</guid>

					<description><![CDATA[「世界最古の物語は何か」と尋ねられた時、皆さんはどう答えるでしょう。 私としては、今回紹介する『ギルガメシュ叙事詩』をその回答にするかもしれません。 この作品は人類最古の文明「古代メソポタミア文明」で生まれ、現代にいたる [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>「世界最古の物語は何か」と尋ねられた時、皆さんはどう答えるでしょう。</p>
<p>私としては、今回紹介する<a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%82%B7%E3%83%A5%E5%8F%99%E4%BA%8B%E8%A9%A9-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%9F%A2%E5%B3%B6%E6%96%87%E5%A4%AB-ebook/dp/B07F11K4LB/ref=as_li_ss_tl?_encoding=UTF8&amp;qid=&amp;sr=&amp;linkCode=ll1&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkId=4d980e174e8a84c888837203ec721ac7">『ギルガメシュ叙事詩』</a>をその回答にするかもしれません。</p>
<div class="product-item-box amazon-item-box no-icon product-item-error cf"><div><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07F11K4LB/koten-ibuki-22/" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a></div></div>
<p>この作品は人類最古の文明<strong>「古代メソポタミア文明」</strong>で生まれ、現代にいたるまで世界中の物語に多大な影響を与え続けてきました。</p>
<p>近年では、今をときめく大人気ソシャゲ<strong>「FGO」</strong>の原作となった<a href="https://www.amazon.co.jp/Fate-stay-night-Realta-PlayStation/dp/B00M2OPIWW/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&amp;crid=14VUDZ2LDM261&amp;keywords=fate+stay+night&amp;qid=1571902247&amp;sprefix=fate+s,aps,252&amp;sr=8-23&amp;linkCode=ll1&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkId=be4249d6afb7b7d413fce510dddfc3f8">「Fate</a><a href="https://www.amazon.co.jp/Fate-stay-night-Realta-PlayStation/dp/B00M2OPIWW/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&amp;crid=14VUDZ2LDM261&amp;keywords=fate+stay+night&amp;qid=1571902247&amp;sprefix=fate+s,aps,252&amp;sr=8-23&amp;linkCode=ll1&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkId=be4249d6afb7b7d413fce510dddfc3f8"> S</a><a href="https://www.amazon.co.jp/Fate-stay-night-Realta-PlayStation/dp/B00M2OPIWW/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&amp;crid=14VUDZ2LDM261&amp;keywords=fate+stay+night&amp;qid=1571902247&amp;sprefix=fate+s,aps,252&amp;sr=8-23&amp;linkCode=ll1&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkId=be4249d6afb7b7d413fce510dddfc3f8">tay/Night」</a>にも主人公のギルガメシュをモチーフにしたキャラが登場し、若年層の間で知名度が高まりつつあります。</p>
<p>そこで、この記事では『ギルガメシュ叙事詩』のあらすじや感想、読み方の解説を書き連ねていきます。</p>
<p>なお、この記事では<strong>1ページ目にあらすじや作品情報・トリビアといった解説文</strong>を、<strong>2ページ目は書評(ネタバレ多め)</strong>を掲載していますので、部分ごとに読んでいただいても大丈夫です。</p>

<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

<h2><span id="toc1">ギルガメッシュ叙事詩の基本情報</span></h2>
<p>まず、本作に関する基本的な作品情報を整理しておきます。</p>
<p>普通の小説と異なり、いかんせん時代が離れすぎているために本作を読むうえではある程度事前情報を仕入れておくことが不可欠かと。</p>
<p>詳細はこちらです。</p>
<table class="wp-table-tate">
<tbody>
<tr>
<th>作者</th>
<td>不詳</td>
</tr>
<tr>
<th>執筆年</th>
<td>紀元前1300年～1200年ごろ(標準版)</td>
</tr>
<tr>
<th>執筆国</th>
<td>古代メソポタミア</td>
</tr>
<tr>
<th>言語</th>
<td>標準バビロニア語(標準版)</td>
</tr>
<tr>
<th>ジャンル</th>
<td>英雄譚・冒険小説・神話</td>
</tr>
<tr>
<th>読解難度</th>
<td>やや読みにくい</td>
</tr>
<tr>
<th>電子書籍化</th>
<td>〇</td>
</tr>
<tr>
<th>青空文庫</th>
<td>×</td>
</tr>
<tr>
<th><a href="https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&amp;_encoding=UTF8&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkCode=ur2&amp;linkId=3a3ae55e9aa4c9f1a2c94f2698ff1358&amp;camp=247&amp;creative=1211">Kindle Unlimited読み放題</a></th>
<td>×</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<div class="blogcard-type bct-related">

<a href="https://koten-ibuki.com/kindle/" title="古典小説好きがKindle端末を買うべき5つの理由！電子書籍で青空文庫を楽しもう" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/kindle-update-1560728_1280-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/kindle-update-1560728_1280-160x90.jpg 160w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/kindle-update-1560728_1280-120x68.jpg 120w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2020/01/kindle-update-1560728_1280-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">古典小説好きがKindle端末を買うべき5つの理由！電子書籍で青空文庫を楽しもう</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">昨今、電子書籍はコミックを中心に広く普及し、すっかりお馴染みの存在となりました。 電子書籍リーダーの代表的な端末は、Amazonから発売されている「Kindle」でしょう。 コミックや雑誌を読むのにKindleを愛用する人は多い一方、まだ文...</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://koten-ibuki.com" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">koten-ibuki.com</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2020.01.20</div></div></div></div></a>
</div>
<h2><span id="toc2">ギルガメッシュ叙事詩のあらすじ</span></h2>
<p>神の国ウルクに君臨する神と人の血を受け継ぐ王<strong>ギルガメシュ</strong>は、名君でもありながら同時に暴君でもあるという二面性を合わせ持っていました。</p>
<p>優秀な人物でありながらその暴走に耐えかねた市民たちは、天神<strong>アヌ</strong>にその旨を訴えます。</p>
<p>アヌはその声に応じ、ギルガメシュの横暴を抑えるべく彼のライバルとなり得る人物を創造するよう女神<strong>アルル</strong>に命じました。</p>
<p>こうして生み出された人物が<strong>エンキドゥ</strong>で、彼は野獣のような生活を送ることになります。</p>
<p>しかし、その野性味も娼婦との生活でしだいに落ち着きはじめ、彼は友となり得るギルガメシュのうわさを聞きつけ、ウルクへと足を弾ませました。</p>
<p>一方のギルガメシュも彼の到来を楽しみにしていましたが、ギルガメシュと出会ったエンキドゥは彼に関する悪評を耳にすると、それに憤慨。</p>
<p>二人は大乱闘を繰り広げた末、お互いに力を認め合い親友となりました。</p>
<p>こうして終生の友人となった二人は、世界中を冒険して飛び回ることになるのです。</p>
<h2><span id="toc3">こんな人に読んでほしい</span></h2>
<div class="blank-box">
<p><strong>・Fateのギルガメッシュが好き</strong></p>
<p><strong>・古代文明というものにロマンを感じる</strong></p>
<p><strong>・人類最古の物語を知りたい</strong></p>
</div>
<h2><span id="toc4">ギルガメッシュ叙事詩の作品紹介・読み方解説</span></h2>
<p class="text-pos"><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-1327 aligncenter" src="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/07/220px-Hero_lion_Dur-Sharrukin_Louvre_AO19862.jpg" alt="ギルガメシュ　石碑" width="195" height="455" srcset="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/07/220px-Hero_lion_Dur-Sharrukin_Louvre_AO19862.jpg 220w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/07/220px-Hero_lion_Dur-Sharrukin_Louvre_AO19862-129x300.jpg 129w" sizes="(max-width: 195px) 100vw, 195px" /><span class="quote">ギルガメシュ（出典：Wikipedia）</span></p>
<p>次に、本作に関する作品紹介と読み方の解説を行っていきます。</p>
<p>紀元前の物語ということもあって、このあたりの解説もマメ知識として頭に入れておくとよいでしょう！</p>
<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

<h3><span id="toc5">古代メソポタミアで成立し、様々な言語や場所で受け継がれてきた</span></h3>
<p>まず、本作は世界最古の文明「古代メソポタミア文明」で成立した作品ではありますが、残念ながら完成当時の原稿や石碑は現存していません。</p>
<p>現存していて最古のものは、紀元前2000年ごろに執筆された<strong>「写本」</strong>と確認されています。</p>
<p>これはシュメール語で書かれた書記学生の練習品と目されており、当時の人々もまさかこの文書が現代まで残存しているとは思っていなかったでしょう…。</p>
<p>他にもいくつかのバージョンが存在するのですが、一般に我々が知っている『ギルガメシュ叙事詩』は紀元前1300年～1200年ごろに古代バビロニアで完成した「標準バビロニア語」で書かれたものです。</p>
<p>ここから、我々の知っている本作は<strong>「標準版」</strong>と呼称され、当時の古代文明においてこの物語が広く流布していたことを示しています。</p>
<p>ちなみに、紙もペンも存在しない時代の作品ですから、内容は<strong>粘土板に楔形文字</strong>で刻まれました。</p>
<p>発見されたのは比較的近年になってからで、1872年のことであると言われています。</p>
<h3><span id="toc6">旧約聖書の「ノアの箱舟」に類する話が収録されている</span></h3>
<p class="text-pos"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-1328 aligncenter" src="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/07/400px-Michelangelo_Buonarroti_020.jpg" alt="ミケランジェロ　洪水　ノアの箱舟" width="664" height="257" srcset="https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/07/400px-Michelangelo_Buonarroti_020.jpg 398w, https://koten-ibuki.com/wp-content/uploads/2019/07/400px-Michelangelo_Buonarroti_020-300x116.jpg 300w" sizes="(max-width: 664px) 100vw, 664px" /><span class="quote">ミケランジェロ『洪水』（出典：Wikipedia）</span></p>
<p>この作品が発見されるまで、『旧約聖書』こそが全ての物語の始祖と考えられていました。</p>
<div class="product-item-box amazon-item-box no-icon product-item-error cf"><div><a rel="nofollow noopener" href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07L2ZHLYB/koten-ibuki-22/" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a></div></div>
<p>それはアダムとイヴの世界創造神話からも想像ができるかもしれませんが、本作の存在はそうした宗教観に大きな影響を与えたのです。</p>
<p>その事実は西洋社会に大きな衝撃をもたらすとともに、本作の知名度を大きく押し上げる要因にもなりました。</p>
<p>また、『旧約聖書』だけでなくギリシア神話など世界中の神話に多大なる影響を与えており、古代文明社会において本作を知っていることは、一種の常識であったのかもしれませんね。</p>
<p>ちなみに、宮崎駿監督が手掛けたジブリ作品<a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE%E3%81%91%E5%A7%AB-Blu-ray-%E5%AE%AE%E5%B4%8E-%E9%A7%BF/dp/B00EODU3H4/ref=as_li_ss_tl?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&amp;keywords=%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE%E3%81%91%E5%A7%AB&amp;qid=1571902166&amp;sr=8-5&amp;linkCode=ll1&amp;tag=koten-ibuki-22&amp;linkId=379cb3b408b907997cb4498daa0e71be">『もののけ姫』</a>にも本作の影響を確認することができます。</p>
<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

<h3><span id="toc7">日本でも訳書が多く簡単に本で読めるが、文章に欠けが多く注意を要する</span></h3>
<p>世界中を瞬く間に駆け回った「ギルガメシュ・ショック」は日本にも伝来し、1965年にはオリエント学者の矢島文夫氏によって日本語版の書籍が出版されました。</p>
<p>その後、1985年には筑摩書房にて文庫化がなされており、学校や公共の図書館でもかなり容易に読むことが可能です。</p>
<p>加えて、文庫化されていることからも分かるように、神を扱ってはいますが<strong>神話特有の「難解さ」「宗教的世界観」</strong>はあまり感じません。</p>
<p>むしろ人間の死生観や友情をメイントピックとして描いているため、本作よりはるかに後年に作成されたキリスト教文学よりも読みやすいのが特徴です。</p>
<p>そのため、「Fate」を見てギルガメシュに興味を持ったという方は、ぜひ訳書に挑戦してみてください！</p>
<p>ただし、一つだけ注意すべき点としては、なにぶん古い作品のため写本においても文字の欠損があり、文庫においても文章が途切れ途切れになっています。</p>
<p>そのあたりはなにぶん古い文学ですので、話を見失わないよう注意してください。</p>
<p><strong>※続きは次のページへ</strong></p>
<div class="ad-area no-icon ad-shortcode ad-rectangle ad-label-visible cf" itemscope itemtype="https://schema.org/WPAdBlock">
  <div class="ad-label" itemprop="name" data-nosnippet>スポンサーリンク</div>
  <div class="ad-wrap">
    <div class="ad-responsive ad-usual"><!-- レスポンシブコード -->
<ins class="adsbygoogle"
  style="display:block"
  data-ad-client="ca-pub-4495061601351180"
  data-ad-slot="5010595789"
  data-ad-format="rectangle"
  data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script></div>
          </div>

</div>

]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://koten-ibuki.com/bilgamesh/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">1195</post-id>	</item>
	</channel>
</rss>
