イギリス近現代文学 『そして誰もいなくなった』のあらすじや考察、内容の解説(ネタバレ有)!「不安」に彩られたクリスティーの代表作 みなさんは、アガサ・クリスティーの作品を読んだことがありますか? 「名前は聞いたことがあるし、映像化作品も知っているけれど、意外に小説は読んでこなかった」という人も多いかもしれません。 作家として活躍した期間が長かったアガサ・クリスティーは... 2020.04.01 ぶんちん イギリス近現代文学イギリス文学
日本文学 宮沢賢治の小説『銀河鉄道の夜』のあらすじや感想、内容の解説!「本当の幸せ」とは何なのか? そのきれいな水は、ガラスよりも水素よりもすきとおって、ときどき眼めの加減か、ちらちら紫むらさきいろのこまかな波をたてたり、虹にじのようにぎらっと光ったりしながら、声もなくどんどん流れて行き、野原にはあっちにもこっちにも、燐光りんこうの三角標... 2020.03.31 安恵あゆみ 日本文学日本近現代文学
イギリス近現代文学 『嵐が丘』のあらすじや感想、内容の解説!ヒースクリフによる「究極の復讐劇」が描かれた作品 世界には時として「親子や兄弟姉妹」のそれぞれが偉大な作家という例があります。 たとえば、『三銃士』や『モンテ・クリスト伯』の作者として知られるアレクサンドル・デュマ・ペールと、『椿姫』の作者であるアレクサンドル・デュマ・フィスは親子で文学史... 2020.03.31 トウコ イギリス近現代文学イギリス文学
フランス近現代文学 カミュの描く小説『ペスト』は私たちの直面する新型コロナウィルスの危機を先取りした傑作! 新型コロナウィルスが猛威を振るい、社会が混乱に陥っている昨今。世界中で感染が拡大し、外出制限や日常品の不足、果ては2020年開催予定の東京オリンピックについても来年夏を期限に1年程度の延期が決定しました。 正直なところ、私自身はここまで大変... 2020.03.27 ミネルバの梟 フランス近現代文学フランス文学
日本文学 『犬神家の一族(原作)』のあらすじや感想、解説!(ネタバレ有)諏訪をモデルに繰り広げられる事件を描いた作品 『犬神家の一族』というタイトルを聞いたことのある方は多いと思います。 なぜなら、三度の映画化や七度のドラマ化などでたびたび映像になっているから。 加えて、本作に登場する名探偵・金田一耕助も極めて有名です。日本三大探偵とも称される彼の活躍を映... 2020.03.16 川合大祐 日本文学日本近現代文学
イギリス近現代文学 『緋色の研究』のあらすじや感想、時代背景を解説!名探偵シャーロック・ホームズが誕生した記念すべき一作 突然ですが、あなたは「名探偵」というキーワードで誰を思い浮かべますか? 国内外のミステリ小説にはさまざまな名探偵が登場しますが、その中でもずば抜けて有名なのがシャーロック・ホームズでしょう。 ヴィクトリア朝のイギリスに誕生したこの名探偵は、... 2020.03.14 ぶんちん イギリス近現代文学イギリス文学
古典入門 無料のネット図書館・青空文庫はなぜ【最強】か:おすすめの利用方法や意外なデメリットを愛用者が解説 昨今、新型コロナの影響で各地の図書館や資料館が次々と休館に追い込まれています。 私も含め、読書好きの方は大いに頭を悩ませているのではないでしょうか。 しかし、どれだけコロナが流行しようとも「本を読みたい!」という気持ちが引っ込むわけではあり... 2020.03.12 伊吹藤人 古典入門
中国古代文学 『論語』の読み方や内容の解説!孔子の教えを弟子が記し、渋沢栄一にも影響を与えた「子曰く」でお馴染みの作品 たとえ読んだことはなくても、この書名を知らない人はいない。そう言いきれてしまうほど有名な古典作品が、今回紹介する『論語』です。 中学や高校の教科書に載っていることも多く、「子曰く…」で始まる数々の教えのうちのいくつかは知っている人も多いかも... 2020.03.06 ミネルバの梟 中国古代文学中国文学
古典入門 一斉休校や文化施設の休館に伴い、無料公開されている本・雑誌のまとめ【随時更新】 もはや日本人で知らない人はいないであろう「コロナウイルス感染拡大」のニュース。 影響は多方面に表れており、エンタメの分野においても多数のイベントや施設が公開を取りやめる事態に発展しています。 当サイトに関連する部分だけでも ・史跡、文学館な... 2020.03.02 伊吹藤人 古典入門
日本文学 梶井基次郎の短編『檸檬』のあらすじや内容、舞台の解説!作中に登場する「檸檬」は何を意味している? 梶井基次郎の描く短編小説『檸檬』。 作品の名前くらいは、高校の教科書で誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 しかし、その筋らしい筋の無いストーリーと唐突なラストに「一体作者は何が言いたいんだ!」と本をぶん投げたくなった人も多... 2020.02.19 北原 亘 日本文学日本近現代文学