日本文学

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宮沢賢治の小説『銀河鉄道の夜』のあらすじや感想、内容の解説!「本当の幸せ」とは何なのか?

そのきれいな水は、ガラスよりも水素よりもすきとおって、ときどき眼めの加減か、ちらちら紫むらさきいろのこまかな波をたてたり、虹にじのようにぎらっと光ったりしながら、声もなくどんどん流れて行き、野原にはあっちにもこっちにも、燐光りんこうの三角標...
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『犬神家の一族』のあらすじや感想、解説!(ネタバレ有)諏訪を舞台に繰り広げられる事件を描いた作品

『犬神家の一族』というタイトルを聞いたことのある方は多いと思います。 なぜなら、三度の映画化や七度のドラマ化などでたびたび映像になっているから。 加えて、本作に登場する名探偵・金田一耕助も極めて有名です。日本三大探偵とも...
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梶井基次郎の短編『檸檬』のあらすじや内容、舞台の解説!作中に登場する「檸檬」は何を意味している?

梶井基次郎の描く短編小説『檸檬』。 作品の名前くらいは、高校の教科書で誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 しかし、その筋らしい筋の無いストーリーと唐突なラストに「一体作者は何が言いたいんだ!」と本をぶん...
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村上春樹『ノルウェイの森』の感想、解説と考察!直子とキズキと「私」の物語

大ベストセラーとして知られる、村上春樹の『ノルウェイの森』。死と再生を描いた内容は素晴らしく、文章も儚くも美しいもので構成されていますが、一方で読み手を選ぶ小説ということも事実です。この記事では、そうした点を徹底解説しています!
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小説『君たちはどう生きるか』のあらすじや感想・作者の解説!原作として漫画化され大ヒットした教養書

「2018年に最も読まれた本」として書店に並んだ漫画『君たちはどう生きるか』。 新書として大ヒットした作品ですが、この本には原作があることをご存じでしょうか? その作品とは、今から約80年前の昭和12年(1937年)に出...
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三島由紀夫『仮面の告白』のあらすじや感想、読み方の解説!「女を愛せない同性愛者」を描いた問題作

「三島由紀夫」といえば、連想されるのは右翼、筋肉、そして同性愛。 大蔵省を23歳で辞職した三島は本作『仮面の告白』で作家としての地位を固めました。 実質的な文壇デビューを果たした作品のテーマが同性愛とは、これだけで十分センセーシ...
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夢野久作『ドグラ・マグラ』のあらすじや感想、内容をわかりやすく解説!狂うどころか面白い

謎、というものに、どうしようもなくひきつけられることはありませんか? そもそも「生きていること」それ自体が大きな謎です。 だからこそ、謎に引き付けられるのは自然であり、ミステリが時代を問わず支持される理由なのかもしれません。 ...
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森鴎外『高瀬舟』のあらすじや感想、主題の解説!「足るを知る」ことと「安楽死」を描いた小説

さて、今回は日本の近代作家・森鴎外の『高瀬舟』について解説をしたいと思います。この作品、「とにかく硬くて地味」なイメージではないでしょうか。 『高瀬舟』というタイトルは「え?なんの船?」って感じですし、作者の森鴎外についても、...
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春はあけぼの…で知られる随筆の最高峰!『枕草子』のあらすじや感想、読み方の解説!

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく… この書き出しから始まる王朝文学の最高傑作こそが、清少納言の描いた随筆『枕草子』です。 ] 紫式部の手掛けた『源氏物語』と並んで当代を代表する作品として語り継がれてきた本作は、現代に至る...
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松尾芭蕉『奥の細道』の感想や俳句、内容・ルートを簡単に解説!俳諧を芸術にした紀行作品

月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也——。 このあまりに有名な書き出しで知られている歴史的紀行作品が、松尾芭蕉の『奥の細道』です。 本作はそれまで「遊び」の一環として捉えられていた「俳諧」というジャンルを芸術に昇...